昨夜、我が家に突然やってきた保護猫くん。
前回のお預かりで「もうしばらくは保護猫ちゃんを迎えることはないだろう」と思っていたのですが、思いがけずご縁があり、1週間限定での預かりをお受けすることになりました。
今日、保護主さんからメッセージが届き、名前は「ブラームス君」となったそうです。クラシック音楽を思わせる少し気品のある響きで、彼の柔らかい雰囲気にもぴったり。
茶トラと白の模様が可愛らしく、出会って間もないのにもうすっかり馴染んでいます。
お世話をしていた方が居たらしく、人を怖がる事は無いみたい。
驚いたのは、その甘えん坊ぶり。
初めての環境にもかかわらず、スリスリと寄り添ってきてくれる姿に胸が温かくなります。ゴロゴロと喉を鳴らしながら手に顔をうずめてくる様子は、まるで「ここが安心できる場所だよね」と伝えてくれているよう。
わずか一週間の約束でも、この短い時間を大切に過ごしたいと自然に思えてきます。
保護猫との出会いは、いつも突然で、そして別れもまた突然やってきます。
今回は最初から1週間と決められているので、前回のような突然感は無いんだけれど。
それでも、そのたびに心に小さな穴が空くような感覚を覚えていくのかと思いますが、それ以上に「つないだ命が未来へと続いていく」という喜びを感じる瞬間でもあります。
ブラームス君はすぐに良いお家が見つかることでしょう。
だって、こんなに人懐っこくて甘え上手なのですから。
限られた時間ではありますが、一緒に過ごす1週間はきっと特別な思い出になるはずです。
安心して眠れる場所を提供し、たくさん甘えさせてあげて、次のご縁に向けて心も体も健やかに送り出したいと思います。
ほんの短い間でも、共に過ごした日々が彼の心の支えとなり、新しい家族のもとで幸せに暮らす力につながっていくことを願っています。
今、お部屋にはひとりぼっちだけど、君はきっと感じてるよね?
うちのお姉ちゃん達の存在を。
明日くらいにはケージ越しにご対面しちゃう?w

ブラームス君、ようこそ我が家へ。
たった1週間だけれど、一緒に穏やかで優しい時間を過ごそうね。
そして、今後出会う本当の家族のもとで、いっぱい甘えて、思い切り幸せになってね。
動画はX等で公開中。


