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創業者セミナー全4回の1回目

― 独立開業のポイント ―

今日は、市の商工会が主催する「創業者セミナー」全4回シリーズの第1回に参加した。

場所は市役所の中の会議室。

今回のテーマは「独立開業のポイント」。

会場の定員は20名ほどで、起業を考えている人、すでに個人事業を始めている人、まだ構想を練っている人など、立場も年齢もさまざまだった。

夫婦で参加されている方もいたりして。

「資料の置いてある席にお座りください」と言われたので一番前の真ん中寄りに座った。w

セミナーは18時30分にスタート。

登壇したのは中小企業診断士の先生。

開口一番、「独立とは、自由を得ることではなく、責任を背負うことです」と語った。ような気がする。w

その一言に会場の空気がぴんと張りつめた。

誰にも指示されず、自分で決めて動けることは確かに魅力的だ。

しかし、そのすべての結果を引き受けるのもまた自分。

その現実を受け止める覚悟がなければ、独立は続かない――そう感じさせる重みのある言葉だった。

講義の中盤では、「なぜ独立したいのか」「何をもって成功とするのか」というテーマでワークが行われた。

私は「お客さまのの想いを形にし、必要とする人に届けること」と書いた。

屋号“憩犬家(イコイヤ)”として活動を始めてから、デザインやWeb制作、ITサポートを通じて、

誰かの思いや言葉を“見える形”にすることを大切にしていきたいと思っているから。

けれどこうして改めて書き出してみると、仕事をする上での「軸」が少し明確になった気がした。

隣の席には、まだ就業中で来年の独立を目指しているという男性が座っていた。

彼のノートにもびっしりとメモが書かれていて、その真剣な姿勢が印象に残った。

休憩中に言葉を交わすことはなかったが、同じように新しい一歩を踏み出そうとしている仲間の存在が、

なぜか励ましのように感じられた。

セミナーの最後には、少し緊張するグループワークが用意されていた。

隣の席の人と自己紹介をしたあと、後ろの席の方も交えて4人一組になり、

お互いの話を聞いて「他己紹介」を行うという内容だ。

一人あたり3分。短いようでいて、初対面の人と話すには十分長い。

介護士として働いていた頃は、こうしたグループワークを何度も経験したけれど、

最近では病院以外で人と話すのは本当に久しぶりだった。(あー訪問看護師さんとか、B型就労の面談とかはあるけど。)

最初はぎこちなかった会話も、

それぞれの「夢」や「目指す理由」を聞くうちに、ほほぅ、そんなお仕事があるのか、と。

誰かの言葉を自分の声で紹介する――それは少し照れくさくて、けれど温かい時間だった。

久しぶりに“他人と話すことの力”を思い出した気がした。

中小企業診断士の先生は、最後にこう締めくくった。

「独立は孤立ではありません。人とのつながりが、経営の支えになります。」

今日のワークで感じた人との距離の近さが、その言葉と静かに重なった。

知識だけでなく、出会いや対話もまた、創業の大切な“資源”になるのだと思った。

講義が終わったのは20時30分を少し過ぎた頃。

エレベーターで2人と一緒になり「めっちゃ緊張したー!」と言ってみた。

女性が「ほんとですよねー!」と返してくれ、そのまま外まで会話が弾んだ。

外に出ると、来た時よりも雨が強くなっていた。

私はバイクなので傘は持っていない。

駐輪場までは濡れて歩いた。

カッパを着て、ヘルメットをかぶり、雨の冷たさを頬に感じながらエンジンをかける。

ライトに照らされた雨粒が、まるで今日の学びを包み込むように光っていた。

「独立には、覚悟と準備の両方が必要です。」

その言葉を思い出しながら、濡れた夜道を静かに走り出した。

次回のテーマは「経営における会計の仕組み」。

数字は全く得意ではないけれど、

経営を続けるうえで欠かせない現実的な学びだ。

今日の出会いと気づきを胸に、次の夜もまた前を向いて進みたい。

全4回のうちの1回目――

雨の音が、少しだけ心強く聞こえた帰り道だった。

 

そんなことより、市役所の職員さんはかわいそうだ。

残業しているのに電気は消されて、パソコンの明かりだけで仕事をしている方がチラホラと。

外から見たらもう誰も働いて居ないように見えるのに…。

私の最初の旦那も役場の職員だったけど、残業ゼロだったよ?

私が残業中に会社に「俺の夕飯どうすんの!?」って電話かけてくるほど暇な人だったなー。w

昨日は初めてWEB制作のお見積書を発行した。

嬉しいご縁を大切にしたい!

どうかお仕事出来ますように。

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