先日、転職サイトににこんなお誘いが届きました。
「婚活アドバイザーになりませんか?」
思わずスマホを見つめたまま笑ってしまいました。
いやいや、私、バツ2なんですけどー?w
アドバイスされる側ならまだしも、する側ってどういうこと?と心の中でツッコミを入れました。
でも、ふと冷静になって考えてみたんです。
失敗を2回しているということは、それだけ人間関係のリアルを2回分経験しているわけで。
泣いて、悩んで、反省して、そしてまた笑って前を向く——。
そういう道のりを歩んできた人の言葉って、意外と誰かの支えになるのかもしれないな、と。
1回目の結婚は若気の至り。理想と現実のギャップに打ちのめされた。
2回目は、ある意味で現実を知った上での再挑戦。
だけど、人生って「うまくいかない」ことの中にも、ちゃんと意味があるんですよね。
誰かと過ごすことで、自分の性格のくせや限界を知る。
そして別れることで、ようやく「自分を大事にすること」の意味を学ぶ。
だから今の私は、婚活アドバイザーにはなれないけど、
「離婚アドバイザー」くらいならできるかもしれません?w
たとえば、結婚する前に知っておいた方がいい現実とか、
「愛情だけでは生活できない」という当たり前のことを優しく伝える役目とか。
恋愛も結婚も、結局は「自分を知る旅」なんだと思います。
相手に何かを求めるよりも、「自分はどんな人といると穏やかに笑っていられるか」を知ること。
それが分かっていないと、どんなに条件が良くても長続きしない。
そして、どんなに過去に失敗しても、それを恥じる必要はない。
だって、失敗の数だけ、人を理解する力が増えるんですから。
メッセージをくれた会社には返信しませんでしたが、
内心ではちょっと感謝してるんです。
「婚活アドバイザーになりませんか?」という言葉をきっかけに、
自分の人生を振り返って、
「これまでの私も、案外よく頑張ってきたな」と思えたから。
この歳だし、2度目は地獄だったし、次に恋をするかは分からないけど、
もし誰かが悩んでいたら、私はこう言いたい。
「無理しなくていいよ。笑顔を取り戻すタイミングは、自分で決めていいんだよ」と。
そしてもし、本当に婚活アドバイザーになる日が来たら——
最初の自己紹介はきっとこうです。
「こんにちは、バツ2ですけど、愛を信じてます。」
犬猫との愛をね。w
やっぱり離婚アドバイザーかなぁ。w




