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強く優しくなるための学び

─ 自宅開業5ヶ月目のご近所トラブルと、私が選んだ生き方

自宅で事業を始めて約5ヶ月。少しずつ生活のリズムも整い、ようやく落ち着いてきた──そんな矢先のことでした。

突如として、心をざわつかせる出来事が起きたのです。

そう、ご近所トラブル


突然始まった「Uターン問題」

私の家の前には、我が家と向かいの家の駐車場へ続く小さな生活道路があります。車通りはなく、ほんとに我が家と向かいのお宅の方が駐車場に車をいれるのに使う程度。あとは、宅配やガス屋さんくらい。本当に静かな住宅地です。

私は現在原付生活なので、駐車場は空いています。

そんな我が家の駐車場前を、日常的なターン場所として使っている近所の方がいます。

道路は誰のものでもないので、使うこと自体は問題ありません。けれど、「自分だけの土地」ではないという意識は、持ってほしいな……と思うこともあります。


そして起きた、2度の「怒鳴り込み」

開業してから5ヶ月。その間に、同じ方が2回も怒鳴り込んで来ました。

言うセリフは決まってこれ。

「こんなところに車を停められたらUターンできないじゃないの!」

……え?

そもそも、我が家の駐車場前を勝手に”あなた専用ターン場所”にしているのはそちらであって……。怒鳴り込むほどの理由、どこに?

2度ともたまたまお客様が来ていて、少しだけ道路側にはみ出す形で車が停まっていただけのこと。ほんの30分。毎日何時間も停めているわけでもありません。

それに、この道路幅なら切り返せばターン可能です。私自身、車に乗っていた頃は問題なくできていましたし、他の車も普通に通れている場所です。

なのに、どうしてあんなに怒鳴り散らすのでしょうか。

怒鳴りに来る暇があるなら、別の駐車の仕方はいくらでもあるはずなのに……。


心の中に浮かぶ疑問

「そんなにイライラするほどのこと?」
「仕事で嫌なことがあった?」
「ただ誰かに当たりたいだけ?」

怒鳴り込むほどのことではありません。

「すみません、Uターンしたいので…少し移動していただけますか?」

これだけで済む話です。なのに、どうしていきなり怒り100%で来るんだろう。

前回怒鳴られたとき、「次こそは言い返そう」と思っていたのに、今回は恐怖が勝ってしまい、声が出ませんでした。

移動に出られたお客様からも
「切り返せば普通にできるのに、わざわざこちらの車の目の前に突っ込んで来てました…」
と言われ、悪意すら感じてしまうほど。


心のどこかでよぎった思い

そして、こんな気持ちが頭をよぎりました。

「私が自宅で仕事していることに、何か複雑な気持ちがあるのかな?」

もちろん根拠はありません。でも、自宅開業している人に対して、

  • 「楽してる」
  • 「自由でいいよね」
  • 「家で仕事なんていいわね」

と誤解されやすいのは、実際にあることかなとも思うのです。

でも実際は──自宅開業には、自宅開業の大変さがあります。

  • 仕事と生活の境界があいまい
  • 常に仕事のことを考えてしまう
  • 集客も事務も経理もすべて自分
  • お金の不安も全部ひとりで抱える

“楽”なんてとんでもない。

そんな中で理不尽に怒鳴られると、心が一気に疲れてしまうのです。


それでも私は、穏やかに生きたい

人の行動には、その人にしかわからない背景があります。

ストレス、不安、精神的孤独?……。心の余裕のなさがそのまま行動に出てしまうのかもしれません。

もちろん、だからといって怒鳴っていい理由にはなりません。でも、背景を少し想像すると、自分の心が少し落ち着くこともあります。

私はこれからも、できるだけ穏やかに、誠実に、丁寧に暮らしていきたい。

ご近所さんにも配慮しつつ、しかし理不尚なことで心まですり減らさないようにしたい。

自宅開業はまだ始まったばかり。大変なこともあるけれど、そのたびに強く、優しくなれるように。

今日もひとつ、**「強く優しくなるための学び」**をもらったのだと思うことにします。


余談:思い出す、あのときの怒鳴り声

この中古住宅に引っ越して間もない頃、屋根の修復をしてくれた父がいない時に、隣の奥さんが怒鳴り込んできたことがありました。

**「毎日洗車してもペンキがついて車が汚れるのよ!」**と。

ペンキが飛んで、洗車で落ちる…?と疑問はよぎりつつも、その場は「申し訳ありません。伝えておきます」と答えました。

その後、父とその家の旦那さんが顔見知りだったこともあり、穏やかに解決しました。

でも私は本当に「怒鳴り散らす人」が苦手です。

前職の介護でも理不尽な怒鳴りを浴び続け、うつ病になりました。

“その場で言い返せる強さ”があれば、傷つかずに済んだのかもしれません。今でも時々、当時の上司や放置した職場を訴えたい気持ちがよぎることもあります。

それでも──私は私のペースで、私の強さで生きていきたい。


自宅で働くということ

自宅で働くという選択は、自由であり、孤独であり、時に誤解されるもの。

それでも私は、選んだ道をまっすぐ進みたいと思っています。

理不尽な出来事に遭遇しても、
心が疲れても、
言い返せなくても──

それは弱さではなく、私なりの優しさなのだと信じて。

そしていつか、怒鳴られても動じない強さと、相手の背景を思いやれる優しさを、両方持てる自分になりたい。

今日の出来事も、きっとそのための大切な一歩。

強く、優しく。
そんな自分になるために、今日も一日を丁寧に生きていこうと思います。


自宅開業という道は、決して楽ではない。
けれど、自分で選んだこの道を、私は誇りに思っている。
どんな困難があっても、私は私らしく、前に進んでいく。

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